The Path パルバティ・バウル 風狂の歌ごえ
本作の主役は「バウル」と呼ばれる吟遊行者となった女性パルバティ・バウル。パルバティがまだバラモン階級の少女だった頃、インドに留学していた阿部は彼女とルームシェアをしていた。そして26年後、カーストを捨て突然吟遊行者になったパルバティの来日公演決定の知らせを受けた阿部が、彼女の行者への道のりを明らかにするために映画製作を決める。本作では来日公演を撮影したほか、西ベンガル州にあるパルバティの行の拠点にも足を運び、吟遊行者バウルの文化背景にも触れている。